ミルクティー
放課後。

駅前のドーナツ店に集まったのは、
優之介と陽鞠以外の4人。

誘ったが断られてしまったのだ。

「最近さぁ、優之介たち
付き合い悪くない?
2人でコソコソ何やってるか
知らないけど、気分悪いよ。」

「確かに、付き合いは悪いわね。
でも2人には2人の世界があるんだから
ほっときましょうよ。
それより、昨日のさくら祭りの
スタンプラリーで、
あたし旅行券当たったんだ。」

「ホントに!?」

ちひろが驚いたようにいうと、
続けて悠里が言った。
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