ミルクティー
悠里やのばらは、
しゅんとしょげかえった。

「ごめん、ちひろ。」

「あたしたちが悪かった。
だから、泣かないで…。」

「解ってくれればいいの。
私、仲間はずれなんて
大嫌いだから。」

「…何か、あったの?」

のばらが訊くと、ちひろは話し始めた。
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