ミルクティー
ちひろは、近くの廃倉庫に
手を縛られて閉じ込められていた。

トイレに行った柚琉を待っていたら、
突然後ろから口を塞がれ、
その後薬品を嗅がされたらしい。

(…ここ、どこ?)

「気がついたか?」

男の声がした。

聞き覚えのある声だ。

「あなたは…」

ちひろはショックを受けていた。
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