弟くんと危険な関係!
『あ…もしもし。俺だけど…。』



健太の声。
いつもの元気な声とは違って、落ち着いた、静かな声。



しばし沈黙のあと…


『あのさ…さっき…ごめんな。』

健太が口を開いた。




『俺…ほたるの事が好きだった。今まで我慢してたけど…弟が突然現れて、お前を急にとられる気がして…焦ってあんなことしてごめんな。』
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