弟くんと危険な関係!
「ちょ…ちょっと…!あんた、なんなのよ!?」


あたしは足に力が入らなくなり、ヘナヘナと床に崩れ落ちる。



すると、彼はあたしに目線を合わせるためにしゃがみこんだ。



「俺、松山大地。あ!昨日から二宮だ。二宮大地。」


二宮…?
あたしと同じ名字…。


「ま…まさか…!」


あたしが叫ぶと、彼はニッコリ笑って答えた。


「俺、お前の弟です。これからよろしくね、おねえちゃん♪」



まさか、再婚相手に息子がいたなんて…!
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