弟くんと危険な関係!
健太と大地は何だか睨み合ってるように見えた。


健太はあたしの頭をポンっと叩いて、


「また今度アイス食いに行こう。じゃあな。」



あたしにニッコリ笑って健太は校門を後にした。



あたしは何だか泣きそうになった。


一体自分は何がしたいんだろうか…。



「ほたる…帰るぞ。」



大地はあたしの腕をグイッと引いて、早歩きで歩き始めた。
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