弟くんと危険な関係!
無言で歩く大地。


すごーく不機嫌。



帰り道に小さな公園がある。
足は自然にそこへ向かう。


ベンチに無理矢理座らされたあたし。


そして急に顎を持ち上げられ、大地の唇があたしにくっついてきた。



「…っ!んん?!」



突然のことで意味がわからない…。


「ちょ…!急にどうしたの?大地…?」



あたしの質問に、大地はあたしを急に抱き締める。
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