弟くんと危険な関係!
リビングに入ってきたのは、
お母さんではなく…



「え…?だれ?」


あたしは固まってしまった。


リビングに入ってきたのは、茶髪で少し長い癖毛かパーマかわかんないけど、ゆるいウェーブのかかった髪をした、あたしより背の高い男の子。
顔は二重で鼻筋の通った、すごくかわいい顔をしている。
カッコいいというか、かわいい!




「あのー…どちらさまでしょうか…?」


あたしは上から下まで彼を見た。

中学生かな?
制服を着ている。

とても中学生には見えないけど…


なぜ鍵を持っているのだろうか…?

そうだよ!なぜあたしとお母さんの家なのにこの人は鍵を持っているんだ!?
< 9 / 223 >

この作品をシェア

pagetop