眠れる学園の美女-運命の2日間-
「蜘蛛いるよー…」
聞こえたその言葉。
「ギャーーーー!!」
私はその物体が大嫌い。
とっさにベッドから落ちて何かに抱き付いてしまった。
「あぃ…沢…君…?」
恐る恐る見上げると
笑顔が素敵な転校生。
相沢裕二と目があってしまった。
「お、おはよ…う///中津…さん」
「お、おおはよ…相沢君、顔赤いよ?……///;」
「いや、そっちも十分赤いけどね…//」
「って私、いつまで抱き付いてんのよ!ご、ごめんね!///」
「あ、いえいえ//」