眠れる学園の美女-運命の2日間-
「…リツ?大丈夫?眠いの?」
その声は、
世奈でも大和でもない。
私の隣の席、
「相沢…君…」
相沢君だった。
なんか意外。
「大丈夫?」
心配そうな顔で言ってくれた。
「大丈…夫!頑張るからね!」
「あ、うん…でも頑張り過ぎたら逆にストレス溜まると思うから、少しずつでいいんじゃない?(笑)」
なんでそんなに優しいの…?
「大丈夫…、じゃあ…話して?相沢君と話してたら眠たくならないんだよ…」