三つ子ちゃん!~私達の運命どうなっちゃうの!?~【短編集】
愛を叫んで
後から気付いた。
付き合うって…
カップルになること!?
そっかぁ…そっかぁ…
ってことは、俺…
李紗ちゃんの気持ち踏みねじったのか!?
最低だ…俺最低だ…。
親父も鈍感だったらしい
俺、親父に似てしまったのか…。
「光輝♪入るよ」
「…なんだよ星那」
「ふふっ♪私、彼氏出来ちゃった」
「えぇぇ!?星那に?」
「ふふんっ!でも…最初はあり得ないと思った。だってクラスの真ん中で告白されたのよ?」
……俺は路地裏か。
「しかも叫んだし」
俺も叫ばれたな…。
「でも、今じゃ大好きなんだよ♪少ししか話したことナイのに…想いって、ずいぶん変わる」