幼なじみ物語
一章 入学式
この街に生まれて良かった。
君に出会えて良かった。

どちらかを選べなんて言われても、あたしにとっては無理な話だった。
だって二人とも大事だから。

あたしがどんな決断をしても、それを素直に受け入れてくれた。
だからあたしは二人が大好きだったんだ。

これはあたしと大輔・悟の双子の物語。




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