幼なじみ物語
「だってじゃない!!何のために好きって気付いたの?両想いになりたいんじゃないの!?」

「なりたいよ‥でも‥‥」

「でもじゃない!!じゃあ避けてたらだめでしょ!!」


「だって」「でも」と繰り返すあたしに向かって嘉津は怒りを露わにした。恋愛初心者のあたしは、どうしたらいいのかわからず、避けることしかできなかった。




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