幼なじみ物語
「どこ中?あたし五中」

「二中だよ」


あたしたちはたわいもない話をしてた。
そんな時、誰かに頭を叩かれた。


「痛っ!も~、大輔でしょー」

「当たり。よく分かったな」

「だってこのクラスの人であたしの頭叩く人って、大輔じゃなかったら失礼な人じゃん」


あたしと大輔が言い合いしているのを、嘉津は驚いた顔で見ていた。


「友達できたみたいで良かったな」


大輔はそう言い笑いながらあたしの頭を撫でると自分の席に戻っていった。
大輔のこういう優しさがあたしは好きなんだ。




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