幼なじみ物語
八章 嘉津の想い
次の日。あたしは今日の夜、大輔に気持ちを伝えようと思っていた。決心はついた。翼先輩も悟も応援してくれている。

けれど、そんなあたしの決意も一瞬にして崩れる一言を耳にした。


「えっ‥?今‥なんて‥?」


あたしは昼休みに嘉津と共に屋上にいた。お弁当を食べたあと、話があると言われ、屋上へと足を運んだ。
そこであたしは思わぬ一言を聞くこととなった。




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