幼なじみらぶ


「お前がいつまでも寝てるから起こしにきた!おばさんが朝飯作ってくれてるから早く行こうぜ!」


そういってあたしの部屋を出て行った。多分今あたしの顔は真っ赤。


・・・そうあたしはちっちゃい時から政兄が好き。政兄は多分あたしのことなんか妹としか思ってないだろうけど。

あだ名の通り政兄はあたしの1つ上の高2。あたしは政兄と離れたくなくて中3の時に必死にガンバって政兄の高校に受験して運よく受かった。

ただ政兄はモテる。だって超カッコイイんだもん。だからあたしは決めた。政兄の隣なら彼女じゃなくていい。そもそもアタシみたいな不細工な子政兄と釣り合わないし・・・←自覚ナシ


< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop