空を見上げて
…。
心臓がドクンと跳ね上がる。
秋野さん達…。
どうして、そんな目で見るの?
私と目が会っても、逸らすことなく見つめる瞳。
その目は、冷たくて…。
敵意を露わにしていた。
6時を30分過ぎて、ようやく茜が登場。
みんな慣れているのか『遅い』の一言で茜は笑っていた。
って言うか…結構な人数集まってません?
「塾とかがない人はみんな集めたよ!」
「まさか、こんなに集まるとは思わなかったよ。」
「そ?今日はボチボチかな?多い時はもうちょっといるよ。」
嫌々参加している人はいなさそう。
でも20人強の参加人数。
バイトや、塾以外の人はほとんど来ているような気がする。
進学校のイメージとだいぶ違う…。
前の学校ではこんな集まりはしたことなかった。
遊び好きの人達が、夜に出歩いているのは知ってたけど、クラスメイトと行動を共にするなんて考えられなかった。
「青柳さん、俺、塾サボってきたし!」
「えぇ?!大丈夫なの?」
「大丈夫!青柳さんと話したかったし!」
いや…ですから、私はあんまり…なんて、みんな知らないんだけど。
坂下くんが、はしゃぎながら走って行く。
塾サボるなんて…。
よっぽどだよ…。
「…美月は大丈夫か?」
「え?」
心臓がドクンと跳ね上がる。
秋野さん達…。
どうして、そんな目で見るの?
私と目が会っても、逸らすことなく見つめる瞳。
その目は、冷たくて…。
敵意を露わにしていた。
6時を30分過ぎて、ようやく茜が登場。
みんな慣れているのか『遅い』の一言で茜は笑っていた。
って言うか…結構な人数集まってません?
「塾とかがない人はみんな集めたよ!」
「まさか、こんなに集まるとは思わなかったよ。」
「そ?今日はボチボチかな?多い時はもうちょっといるよ。」
嫌々参加している人はいなさそう。
でも20人強の参加人数。
バイトや、塾以外の人はほとんど来ているような気がする。
進学校のイメージとだいぶ違う…。
前の学校ではこんな集まりはしたことなかった。
遊び好きの人達が、夜に出歩いているのは知ってたけど、クラスメイトと行動を共にするなんて考えられなかった。
「青柳さん、俺、塾サボってきたし!」
「えぇ?!大丈夫なの?」
「大丈夫!青柳さんと話したかったし!」
いや…ですから、私はあんまり…なんて、みんな知らないんだけど。
坂下くんが、はしゃぎながら走って行く。
塾サボるなんて…。
よっぽどだよ…。
「…美月は大丈夫か?」
「え?」