無気力少女  ☆番外編☆
「ケイの場合、



一緒に居すぎて分かんないんじゃない?



だから一旦離れて考えるっていうわけ」



「ああ。一緒に住んでるもんね」



「出てけとも言えないし」



で、でも家出したら………………



「心配なら先に伝えたら?



安心するだろうし」



「せっかくだからみんなでお泊まりしない?」



いいね、いいね。



そう言ってお泊まり計画は進んでいった。



ヒコと離れる?



このときは全然実感がなかった。



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