花とアイドル☆《完》
――そうか。



たしかに、その通りだよね。



『芸能界』なんて、華やかでハデ
で、自分とはとうてい縁遠い世界
だけど。


だからって、別に自分が気後れ
する必要はないのかもしれない。


ただ、『違う』だけ。


でも、その違いは、拓斗だって、
感じているものなのだ。



何も、特別なことじゃない。
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