花とアイドル☆《完》
――忘れてた……


謝らなきゃ! という一心で、
突っ走っていたけど。


考えたら、こんな姿で同世代の
男のコの前に出るなんて、生まれ
て初めてのことだ。


「ほ、ほんと、
こんな時間にごめんねっ!
おやすみなさいっ!」



恥ずかしさのあまり、逃げる
ように部屋に駆け込む花乃なの
だった……。




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