花とアイドル☆《完》
そんなふうに過ごしていた、
とある夜。
ベッドに置く、新しいクッション
が欲しいな〜、と思った花乃は、
つい夜更かしして、クッション
カバー作りに夢中になっていた。
なんせこの家は広いので、花乃が
部屋でミシンをかけていても、
誰の部屋にも聞こえないことは
検証済み。
時間を気にせず、ハンドメイドし放題なのだ。
――前の家は、聞こえちゃうから
けっこう気をつかったもんな〜。
ほんとサイコー♪
そんなことを考えながら、鼻歌で
も歌いたい気分で軽快にミシンを
走らせてると。
唐突に、部屋のドアがノックされた。
とある夜。
ベッドに置く、新しいクッション
が欲しいな〜、と思った花乃は、
つい夜更かしして、クッション
カバー作りに夢中になっていた。
なんせこの家は広いので、花乃が
部屋でミシンをかけていても、
誰の部屋にも聞こえないことは
検証済み。
時間を気にせず、ハンドメイドし放題なのだ。
――前の家は、聞こえちゃうから
けっこう気をつかったもんな〜。
ほんとサイコー♪
そんなことを考えながら、鼻歌で
も歌いたい気分で軽快にミシンを
走らせてると。
唐突に、部屋のドアがノックされた。