花とアイドル☆《完》
そんなのアリ!? と、花乃は泣き
たい気持ちになった。
「10分って……大丈夫なのぉ?」
「――ちゃんと起きるから……
だいじょぶ……だぉ」
目は閉じたまま、モゴモゴと返事
が返ってくるけれど。
――あ、怪しい…(-.-;)
どぉしよ、むりやり起こした方が
いいのかなぁ?
「はぅ〜………」
迷ったけれど。
結局、拓斗を信用して、10分だけ
待つことにする。
とはいえ、ずっと眠る拓斗の側に
いるのは気恥ずかしいので、一旦
自室に戻ろうと踵を返したら。
ふと、テーブルの上に、一冊の
冊子が置かれているのが目に
留まった。
――あ、あれ、台本…?
たい気持ちになった。
「10分って……大丈夫なのぉ?」
「――ちゃんと起きるから……
だいじょぶ……だぉ」
目は閉じたまま、モゴモゴと返事
が返ってくるけれど。
――あ、怪しい…(-.-;)
どぉしよ、むりやり起こした方が
いいのかなぁ?
「はぅ〜………」
迷ったけれど。
結局、拓斗を信用して、10分だけ
待つことにする。
とはいえ、ずっと眠る拓斗の側に
いるのは気恥ずかしいので、一旦
自室に戻ろうと踵を返したら。
ふと、テーブルの上に、一冊の
冊子が置かれているのが目に
留まった。
――あ、あれ、台本…?