花とアイドル☆《完》
でも、本当に、自分のできること
なら、何だってやってあげよう。


こんなに頑張ってる拓斗クンの、
少しでも、役に立てたら……。



「そ、それじゃ、がんばって」


「うん。

花乃さんはよく寝てね〜」



そう言って、笑顔で別れたけれ
ど。


部屋に戻ってからも、花乃は
拓斗のことがなぜかずっと気に
なって。


結局、眠りについたのは、空が
白み始めた頃だった……。



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