花とアイドル☆《完》
「何度も足を運んで下さって。
遥さんは本当にお優しいんです
ね〜」
感心したように言いながら、
奈津美さんはお茶の用意を始める。
すぐに自室からおりてくるからと
、愛香さんの分もいれて3人分の
紅茶がキレイに並べられた。
奈津美さんや愛香さんは、あの
旅行のとき、花乃がいなくなって
足をケガした真相については、
知らない。
あの後、駐車場で合流する前に、
花乃の希望で、二人には話さない
ことにしてもらった。
余計な心配をかけたくないし、
これ以上、遥に謝罪をさせるのも
イヤだったから。
だから二人には、花乃が気分転換
の為に教会の外を歩いていたら、
変な男の人に声をかけられ、
逃げる途中で転んだ、と説明して
あった。
遥さんは本当にお優しいんです
ね〜」
感心したように言いながら、
奈津美さんはお茶の用意を始める。
すぐに自室からおりてくるからと
、愛香さんの分もいれて3人分の
紅茶がキレイに並べられた。
奈津美さんや愛香さんは、あの
旅行のとき、花乃がいなくなって
足をケガした真相については、
知らない。
あの後、駐車場で合流する前に、
花乃の希望で、二人には話さない
ことにしてもらった。
余計な心配をかけたくないし、
これ以上、遥に謝罪をさせるのも
イヤだったから。
だから二人には、花乃が気分転換
の為に教会の外を歩いていたら、
変な男の人に声をかけられ、
逃げる途中で転んだ、と説明して
あった。