皆さん聞いてください
「筒井くん・・。駄目だよ。私なんかと付き合ったら、筒井くんの夢の邪魔になっちゃう・・」



当時の私の夢は、今私の隣にいる小島さんのようにヒマワリのバッチをつけることでした。


僕は強く言いました。


「僕は君じゃないと駄目なんだ!
 君が好きだ! 僕は一生そばにいる!」


彼女は泣きながら、僕の首に短い腕を絡ませました。

その顔は笑っていました。



その日、僕とカレンは身も心も結ばれました。
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