17歳の約束
そんな話をしていると、奈津美のお母さんが病室に入ってきた

「ねぇ、奈津美?木下勇気くんて人来てるけど、入れていいの?」

えっ?!?!勇気くん?!

入院してるなんてわからないはずなのになんで?!

「えっ?!勇気が?!二人とも、あたしが入院してること言ったの?!」

私と康太はおもいっきり首を振った。

「なんで知ってるの?!」
「なんで勇気来てんだよ?!」
「わかんないよ!」

みんな疑問だった。

「入れていいよ…っ!」
「わかったわ。」

「どうぞ入って」

――ガラッ――

「おう!奈津美!望ちゃんと康太も!よっ」

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