17歳の約束
あたしと勇気は知らない間に手を繋いでいた…

「そっか!ついに勇気くん!」

「おう!!付き合うんだ!」

「勇気!!」
あたしは恥ずかしくなって顔が熱くなった。

「よかったよかった!勇気よかったね!長年の夢が叶ったじゃん!」

望は嬉しそうに可愛い可愛い笑顔で笑ってくれた

「ありがと望ちゃん!俺、奈津美のこと大切にするよ!」

恥ずかしすぎて笑ってしまう。

「奈津美…幸せ?」

「うんっ!ものすごく幸せ!」

「勇気くん、奈津美をもっと幸せにしてあげてね?」

「おう!!」

嬉しかった。
望…ありがとう。

あたしはその瞬間、すごく肺が痛かった………。

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