17歳の約束
学校につくと校門の前に康太が歩いていた。

「康太〜〜!!!」

私は手を振って駆け寄る

「おっ!望おはよ」

「うん!」

「今日俺ら怒られるよな〜…」

そうだった!!昨日学校抜け出したんだっ…!

すっかり忘れていた…っ。

「早いとこ教室入ろうぜ」
「そうだね!」

校門に先生が立たないうちに教室へ入らないと先生の雷をくらうだろう。

私と康太は走って教室へ入った。

手を繋いでいたのを皆に見られたかもしれない…。

「よかったな…間に合った。」

「ぜーはー。ぜーはー。うんっ。」

私の息は切れていて汗が吹き出した。

「大丈夫かよ?」
「…大丈夫大丈夫!」
「ならいいけどさ。」

教室にはまだ学級委員長と二人の少しがり勉系のこたちしかいなかった。

「篠田さん。朝から汗かいてどうしたんですか?!」

がり勉系のこ一人が話しかけてきた。

「ちょっと走ってきたの。あはは」

「そうだったんですか。」

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