17歳の約束
「康太ぁ〜」

「望、誕生日おめでとう!生まれてきてくれて、ありがとうな!大好きだぞっ」

そう言って、私に優しくキスをしてくれた…。

そのキスは深くて、優しくて、すごく嬉しいキス。

「康太、ありがと」

「おうっ」

高そうなネックレスは私の大事な宝物だっ!

私好みで、すごくかわいい。

「望、次俺がプレゼントするときは、指輪な?」

「康太ぁ〜〜!!」

私は泣いた。
嬉しくて、嬉しくて。

「望は泣き虫だなぁ」

「私、泣き虫だもん!」

「かわいい。似合うよ望。」

ぎゅうっと抱き合った。

「康太、そろそろ教室戻らなきゃ。」

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