17歳の約束
「まじ?!死ぬとこだったんだ…。三人とも、ありがとう。命の恩人だ……みんなほんとにありがとう」

「「「うん」」」

「あ!そうだ!男子二人はちょっと病室から出て?」

「なんでだよ〜?!」

勇気くんは叱られた子犬のようにがっかりしていた

「いいからいいからっ」

「わかった。勇気、行くぞ」

「わかったよ………」

「ごめんね。二人とも!」

そして奈津美は棚から何かを取り出した。

「望!誕生日おめでとう!17歳だね。あたしより年上だぁ」

「奈津美ありがとう」

奈津美は私に何かが入ったラッピングしてある袋を渡した。

「ん?」
「開けてみて」
「うん」

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