17歳の約束
今日私が自殺しようとしたこと…それを後悔した。

こんなに愛しい親友や友達、愛しい彼氏がいるのに、なんて酷いことしたんだろう。

自分に腹が立つ。

「奈津美〜!ありがとう!」

私に奈津美は満面の笑みをこぼした。

「二人とも!入ってきていいよ」

康太と勇気くんは不思議そうな顔をして入ってきた。

「何してたんだよ?」

「そうだよ。俺らに内緒で何やってたの?」

私と奈津美は目を合わせて言った。

「「秘密〜っ!」」

「えー。なんでだよ。教えろよ。気になるじゃん」

勇気くんは相当気になっていたのだろう。
帰るまで気にしていた。

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