17歳の約束

「望、離れてろ。」

「え………」

「いいから!!」

「あ…うん。」

渋々私はドアを開けて階段を下った。

だけど、
康太が退学…
そんなの嫌だ!!!

私の足は勝手に方向をかえ、おもいっきり階段をかけあがった。


――バンッ


「っ康太…!!!



……………え…………」


私は見てはいけないものを見てしまったんだ…。


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