17歳の約束
「ありがとう!なんかあったら電話するんだよ!」

そう言って走って帰って行った。

実際怖かったけど、奈津美にはおばあちゃんのことを考えてほしい。

「暗っ………」

さっきまで奈津美といたからそこまで考えてはいなかったけど、真っ暗。
街灯の下でやっと自分の足元が見えるくらい…。

怖い…………。

朝の出来事が頭をよぎった…。

できるだけ早く帰ろう!

速足で帰ろう!そう思った…

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