17歳の約束
警察署に着いて、私は警察官に事情を説明して、おじさんは捕まった。

おじさんの正体は変装したうちの高校の生徒だということが発覚した

だから写真を黒板に貼ることができたのだろう

「最近、ストーカーが多発してまして…。捕まえてくださり、ありがとうございました!」

警察官にそう言われ、
康太は得意げだった。

――――――――――

私は康太に何度もお礼をした。

「もういいって!」

「でも…」

「いいよ!望が無事なんだし別にいいっ」

康太は私の頭をくしゃくしゃと撫でた

私の顔は赤面する

恥ずかしい!!!!!
心のどこかで嬉しいって思った…。

「あ、俺家まで送るよ」

えっ?!

「いい!大丈夫!!」

「別にお前んち覚える気さらさらねぇよ」

そういう問題じゃないよ!!

「ほんとにいいから!」

「お前またストーカーに合いたいの?ぷっ」

はいー?!なんでそこにたどり着くのぉ?!
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