17歳の約束
余命半年

「奈津美!!!おはよ!」

「あ!望〜!!おはよ!」

「おばあちゃん大丈夫だった?!」

「うんっ!一応入院はするけど、軽い心臓発作だから今のところは命に別状ないって!」

「よかったぁ〜!!」

「うん!ありがとう〜!望は?!昨日大丈夫だった?!ごめんね…帰っちゃって…。ほんとにごめん」

「いいよいいよ!!なにもなかったし!」

本当はいろいろあったけど、今は奈津美には言わないほうがいい…。
心配ばかりかけて、私も力になりたい…。それに、昨日のことを話したらきっと奈津美は謝るだろう…。
奈津美には心配かけちゃだめなんだ!
たまには奈津美に休んでもらわないと…!

最近奈津美の顔、やつれてきてる…。

だから…奈津美には心配はかけさせられない

「よかったぁ!!まじで心配したよぉ!!望になんかあったらあたしまじ死ぬ〜」

「大袈裟だって!ぷっ!」

「えへへ〜」

奈津美は頭をかいて舌をペロッと出した。

すごく可愛い〜!


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