17歳の約束
「望も康太も変なの〜!」

「奈津美行こ!!」

「う、うん!!」

奈津美、そういうこと言っちゃダメだよ。

私、調子にのっちゃうじゃん。

私は気付いたんだ……

私、康太のこと好きなんだなって………

今まで気づかなかったけど、実際そうだった。

何故か康太のこと考えちゃうし、康太と喧嘩すると、内心嬉しくなる…。

それに、康太が私と奈津美以外の女の子としゃべってると悔しくなった。

だから好きなんだなって……。
そう思ったんだ………。


「奈津美〜…私…」

「望〜!あたし思ったんだけど、望って康太のこと好きでしょ?」

「っ!!!!!!え?!?!」

「ほら!やっぱり!」

「ち…ちがっ…くもない…」

「ほらね?」

ニタッと笑って私の頬をムギュっとつままれた

「ん〜〜〜!いだだっ」

「望!!頑張るんだよ!」

「奈津美〜…!!ありがとう!!」

奈津美は笑顔を見せてくれた

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