17歳の約束
私は職員室に急いだ。
なんだろう…?

――コンコン――
ノックをしてドアを開けた
「失礼します。」

「あっ!!篠田さん!あのね、さっき病院から電話があって、お母さん交通事故にあったって…!!」

え……………?!
お母さんが…?!?!

「篠田さん!私、送るから車に乗って!!」

「……はい!!!」

奈津美に訳を言ってお母さんのいる病院にかけつけた

お母さん…!!
無事でいてね……!!!

――――――――
病室にはお母さんがベッドにいた

「お母さん!!」

お母さんはベッドの上で足に包帯を巻いて折り紙を折っていた。

私は崩れ落ちるように床にへばりついた

「ちょっとお母さん…。」

「あら!望!来てたの?」

「来てたの?じゃないよ…。交通事故にあったからって急いできたのに…。心配したんだから!!」
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