17歳の約束

――フワッ――

……………??

気付いたら康太の胸が前にあった。

そして康太の声が近くから聴こえる…。

「俺さ………。望のこと大切だから…。ずっとずっと守るから…だから…」
「…………えっ…」

少し間を置いて康太は照れを隠して一言こう言った…

「俺と…!付き合ってくれ…!」

…!!!!!!!!!!
びっくりしたけど、
その一言はどんな大きな言葉よりも大きくて…優しくて…そして私の心に響く。

その言葉を私は胸に抱いて…こう答える。

「…私でいいなら…」

< 42 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop