17歳の約束
奈津美はきっと喜んでくれる。
そう信じてまぶたを閉じた。

―――――――――――

朝学校について、席につく。

奈津美は来てない………

やっぱり何かあったのかな…??

先生がきた。私は先生に真っ先に聞かなくてはと思い、奈津美が何故休みなのか聞いた。

「奈津美か?奈津美は今日風邪だそうだ」

風邪…………?
でも昨日はあんなに元気だった…。中庭で弁当も食べた…。

なんか変な予感がした…

「望!はよ!」
「あ、康太!おはよ〜」
康太はニコッと微笑んだ。
昨日付き合ったばっかりの私達。
すごく楽しくて嬉しく思った。

「今日奈津美休みなのか…」
「うん…。風邪だって」
「へぇ…。望寂しいだろ?」
「うん。少し…。でも奈津美には迷惑かけてばっかだから少し休んでもらうんだ!」
「そっか!」
康太は頭を撫でてくれた。すごく優しかった
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