17歳の約束
でも、そんなこと今の私には関係なかった。

ただ、奈津美に会いたい。会って話したい。
奈津美は死なない。
この感情だけが私の体を動かした。


「おい!望!」
その時後ろから康太の声がした

「…えっ?!」

康太はバイクに乗っていた。
「康太………、そのバイク…「いいから乗れ!!」
「うん!」

康太は16歳だよ…?!
なのになんでバイクなんて乗ってるんだろう?!

私は康太のバイクで病院についた。

「奈津美っ…!!」

病室に入ると奈津美はベッドで点滴をうたれていた。

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