17歳の約束
「望、着いたぞ」
「康太ありがとうね」
「いいよいいよ!」
私はヘルメットをとって奈津美の病室へと急いだ
――ガラッ――
「奈津美〜、来たよ」
「望〜!ありがとう」
奈津美は昨日よりもやつれているような気がした……。
「奈津美……。奈津美は半年以上生きるよ。私と約束したもんね。」
「望…………先生が余命二ヶ月って…言ってたの。」
二ヶ月………………。
奈津美の笑顔はもう見れない…。
「…でもね。あたしの誕生日まで生きられるのが嬉しいよ…。」
奈津美の誕生日は5月25日。
来月…。
奈津美が死ぬなんて嫌だ…。嫌だよ…。
「奈津美…。二ヶ月以上私のそばにいて…?」
自然と私は涙が出そうになる。
だけど、こらえた。奈津美の前では涙を見せないって決めたから…。
「うん…っ!望が幸せになるまで死なないっ」
奈津美は笑顔だった…。
いや、奈津美は無理に笑顔を作っていた…。
「康太ありがとうね」
「いいよいいよ!」
私はヘルメットをとって奈津美の病室へと急いだ
――ガラッ――
「奈津美〜、来たよ」
「望〜!ありがとう」
奈津美は昨日よりもやつれているような気がした……。
「奈津美……。奈津美は半年以上生きるよ。私と約束したもんね。」
「望…………先生が余命二ヶ月って…言ってたの。」
二ヶ月………………。
奈津美の笑顔はもう見れない…。
「…でもね。あたしの誕生日まで生きられるのが嬉しいよ…。」
奈津美の誕生日は5月25日。
来月…。
奈津美が死ぬなんて嫌だ…。嫌だよ…。
「奈津美…。二ヶ月以上私のそばにいて…?」
自然と私は涙が出そうになる。
だけど、こらえた。奈津美の前では涙を見せないって決めたから…。
「うん…っ!望が幸せになるまで死なないっ」
奈津美は笑顔だった…。
いや、奈津美は無理に笑顔を作っていた…。