17歳の約束

あっという間に下校の時間になり、帰りのホームルームをして、
皆学級委員長の『規律、さようなら。』の合図で一斉に下校して行った。

私と奈津美は家の方向が違うからしばらく教室にいることにした。

香奈は学級委員長になったらしく、今日は放課後の集会があるというので奈津美と話しながら待っていることにした。

「まじうけるよ〜!あははは〜!」

笑いが絶えない教室。
私達の笑い声でいっぱいだ。

その時、ドアが開いた


ガラッ――――――


私と奈津美はドアのほうを見た

「え……?なんだよ…。人いたのかよ…」

男子……?
このクラスにいたっけ?

忘れやすい私はクラスにそいつがいることを忘れていた

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