17歳の約束
そして康太の席に向かった

「康太おはよ!」

「おお!望、おせーじゃん!」

康太は男友達としゃべっていた

だけど私が来たのを見た友達が気を使って席を譲ってくれた。

「寝坊しちゃってさ!えへへ」

「寝坊すんなよ〜、俺でも今日は寝坊しなかったぞ」

「今日だけでしょ?」

「うん!わはは!」

偉そうに康太は笑った

「まったく。ていうか…奈津美大丈夫かな…?苦しんでないかな…」

私は小声で言った。
すると康太も小声で応えた

「大丈夫。奈津美は望のためならなんでもするだろ?だからきっと大丈夫だよ」

「そう…だよね…」

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