17歳の約束
しばらく話して一階で友達が待っているからと康太は帰って行った

奈津美は私を見て首をかしげた

「そういえばささっき望が言ってた香奈ちゃんて子?さっき廊下でこっちずっと見てたたけど帰んなくて大丈夫?」

あッ!!!!!!
香奈!!!

楽しすぎて忘れてた。
なんて最低なんだ、私。

香奈はきっと待っててくれたのに…。


「あっ!!奈津美!ごめん!私先帰るね!ごめんね!また明日!」

「あたしは大丈夫!気をつけてね!香奈ちゃんに追いつくんだよ!!」

「うんっ!ありがとう!」

奈津美ありがとう。優しすぎる奈津美…、親友だ…。


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