17歳の約束
私は先生に聞いたことをたよりに康太と病院へ来た。
奈津美は来るしそうに酸素マスクをして点滴をさして寝ていた………。
隣には奈津美のお母さんが奈津美の手を握りしめて泣いていた………。
「奈津美っ!奈津美っ!」
その時、奈津美のお母さんが私の顔を見上げた。
「もしかして……っ…。望ちゃんと……康太くん……?」
「…………はいっ!望です!」
「康太です!」
「よかった………。」
奈津美のお母さんは少し微笑んだ。
「奈津美ね…。望ちゃんと康太くんの話たくさんしてたの…。今日も二人に来てほしいって…。それでね、苦しそうな顔しながら望ちゃんの名前何回も何回も呼んで…、この鶴、握りしめてたのよ…」
奈津美…。呼んでくれてたんだね…。
奈津美が握っていた鶴はグチャグチャだった。
奈津美は来るしそうに酸素マスクをして点滴をさして寝ていた………。
隣には奈津美のお母さんが奈津美の手を握りしめて泣いていた………。
「奈津美っ!奈津美っ!」
その時、奈津美のお母さんが私の顔を見上げた。
「もしかして……っ…。望ちゃんと……康太くん……?」
「…………はいっ!望です!」
「康太です!」
「よかった………。」
奈津美のお母さんは少し微笑んだ。
「奈津美ね…。望ちゃんと康太くんの話たくさんしてたの…。今日も二人に来てほしいって…。それでね、苦しそうな顔しながら望ちゃんの名前何回も何回も呼んで…、この鶴、握りしめてたのよ…」
奈津美…。呼んでくれてたんだね…。
奈津美が握っていた鶴はグチャグチャだった。