運命−あなたに恋をした−

わたしたちは、なんとか窓際のテーブルをGETすることができた。


『わたしオムライス食べるけど、2人は何食べる?』

「わたしはランチAにする」

「おれはオムライスにするよ」

『じゃぁ翔平頼んできて』

「へいへい」

『はやくねー』

「仲良いわね。付き合えば?」

『ブッ!!』

「杏汚い。食べたもの吐かないでよ」

『ゆかりのせいでしょ』


わたしは考えたことすらなかったことを言われてびっくりした。
そしてオムライスの前に食べていたキョロちゃんが口から出た。


「はいこれ、オムライスとランチA」

「どーも」


翔平があと一歩でも
はやく戻ってきていたら
確実に危なかった。


わたしたちが、それぞれ注文したものを食べていたとき……




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