ねぇ…
「聡司の時は、男の子の声だったよね?」

そう言ったのは、優花だった。

「うん。あ…」

真季は、何か感づいた。

「なぁ、もしかしてさ…。あいつら、俺たちの前に殺されたんじゃね?それで、その…」

隆洋が、真季の代わりに言った。

『アクマ』って、その「鍵」、「鎖」の番人…みたいなやつなのだろうか。

だとしたら…。

聡司は、鍵を開けた人をまた…。
雅は、鎖をほどけなかった人を…。

みんなはゾッとした。

まさか…そんなこと。
だとしたら…。

「全員が死ぬまで、終わらないな」
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