ねぇ…
「いや…死にたくないよぉ!」

みなみが叫ぶ。
男の子は、相変わらず狂ったように笑っている。

「真季、真季が死ねばよかったのよ…真季がぁっ…ぎゃああああああああああああああああああっ」

ビリビリビリビリ…
ものすごい音と光。

黒くなって倒れたみなみ。
目は大きく見開かれて…笑っている。
ーー感電死。

「ごめんなさい…ごめんなさい…」

真季が、ただただ謝る。

『真季が死ねばよかったのよ』
親友からの言葉ーー…。

「真季は悪くない…」

隆洋が、真季の肩に手を置いて慰める。
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