ねぇ…
鍵をさしたのと同時に、みんなが吸い込まれていった。

『鍵を開けた者は、第一の犠牲者』

真っ暗な世界で、誰かの声が聞こえる。

鍵を開けたのは、聡司。

みんなが一斉に聡司を見る。
聡司は、何がなんだか分からない顔をしている。

「ははは…なんだこれぇ?何のイタズラ?ドッキリか?」

そう言いながら、聡司は突っ立っている。

「きゃあああ…聡司っ!!」

いきなり、優花が叫ぶ。

そして、勢いよく聡司の首が吹っ飛んだ。
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