ねぇ…
「聡司ぃぃぃぃ!!」

六人が、一斉に叫んだが…聡司は倒れている。

未だに吹き出す血は、みんなの制服や顔にかかる。

みんな、言葉を失った。
あまりの恐怖で。


『アクマになるのだ永山聡司』

そう聞こえた後、聡司は消える。

『次の犠牲者は、自分に巻きついた鎖を、一番最後まで取れなかった者にしよう』

その後、みんなは鎖に繋がれた状態で眠っていた。
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